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 こう桜の花びらが美しいと、言うべきことも上空へ分散してしまうとは僕の本音での傾向。この時節がしっかりと僕を位置付ける。すったもんだの世界観を持つ日本人の強かさと甘さ、両方を上手く効能させていければ今後の展望も大きな果実となって国民的快挙にも繋がっていくものと予想する。この国の民族の大半が思っていることは為るように為っていくしかない、それが人生じゃないか?っていう帰着で僕もその気持ちがよく分かる。得てして、僕は自分が良く見えるようにものをしたためて来たという優等生の作法があった。自分を良く見せなければどうなるか?そこに最近気が付き、もうやぶから棒には理屈を述べない手法へ転換していった。自分が良く見えるということは確かに完ぺきではあるものの、全く僕は報われない。無情過ぎるとさえ思う。しかし、よく見せることから脱却出来たことが、僕の今後をあらゆる意味で盤石にしていく。なぜ、このような楽してトップになる道に気が付いた?かというと僕の前途となる未来の小道具。それらがヒントを与えてくれた。僕は普通にしていればそのものズバリ、立役者になれる身分だ。なぜ、苦悶してここまであられもなく奔走したのだろう。理由はひとつ、自分を良く見せたかったからだ。この逆転の法則に帰属出来たからは鬼に金棒。僕に関わる物事のすべては迅速になる。