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 僕にとっての祖国とはやっぱり未来栄劫あると信じる場所。しかしその信頼関係が一気に怪しくなって慌てたのがジム・ロジャーズの談話で、その辺から僕の不信感が増強して来たことは否めない。しかも彼はやはり実力者で日本のことをよく知っていて、株は全部売ってしまったとは言うものの言動には専門家が時々入れるフェイントが含まれ実に神秘的に感じてしまうのも本音だ。彼が求めているのは何だろう。デジャブを読み取る力が今の日本人には火急である。その奥まで我々は見透かしていなければドツボに嵌まってしまう。投資家というのは金融ブローカーにも酷似で人の仲介的な意味合いも多分に含んでいる職業。人と人の間に立っていれば確かに小耳に挟むことも多い。耳年増にある博識的な要素や第6感的感応性にも我々が逐一敏感になって、先回りして発見出来なければいけない。自分がそういう域にないからでは済まない。当初言及したようにすべての分野がこれから、インフィニクロスする時代を迎える。運転者でも違う分野に於ける正論を吐くし、持てるアイデアで貢献出来る時代がドックインしている。技術者がアイテムを作らず技術だけでいい時代は終わったのだ。ならば・・・就活にいそしむ若者にも一言言える場面があるということだ。僕は僭越ながらここを思います。中々おいそれとは行かない。しかし何も言わずアウトになるより、言って落ちる方が次に繋がる。企業が求めているのは、忌憚に怖じけ付く若者ではない。その証明を僕はすでに掴んでいる。