ルビー-ウーマンr392 私は咄嗟に行ってみようかしら♪ってなり、新幹線ならどこで降りるの?って山口の駅を本気で確かめるんですが、どうやら敵も本気で話している。その手応えはしっかりと把握出来たのです。結婚に適する女性として当確視されていないことは充分承知です。しかしながら年が接近していたことがより好感を持ち易かった。どうあがいても、私に旅費や交通費が工面出来る訳はない。ちょっと気を反らした瞬間でした。下関まで迎えに往くよって彼は持ちかけてくるのです。ええ??、そこまでしてくれるのならば考えてみる価値はあるって私は彼の誘いを留保するにです。聴くところによると毎日が単調過ぎるというのです。休みの日はお決まりのメンバーでゴルフ。研究は??って私は本命をつつくんですが、彼にはそこまでの野心は見えない。白い巨搭のように全部がギラギラしてはいない医療現場の体質をそこで掴むのです。