ルビー-ウーマンr388 来る当日も彼から店に電話が掛かってきます。どうやら彼の案ずることも段々識別できる位、成長したあゆみ。彼に確たる主張があって、なんで店で一万円使わないといけないかが、分からないとの言い分なのです。私は機転をきかし、それなら、もう、無理をして来なくてもいいよって、相手に伝えようとして自分で、台詞を変えます。一生のお願い。私の顔を立ててよ、無理を承知で頼むわ。店畜でひたむきな女性を演じたのです。私のようなカマトトは他にいないと自覚した瞬間、彼が、じゃあ行くかあって折れる。カードは使えるの?もちろんよ。じゃ、十時くらいに行く。ラストは何時?11時45分よ。分かった。こういう展開になるのです。