サファイア・マンs278 あと残す処、を、んとなってその狂歌が全部発表になるのが来週の七日。七草粥の日になります。これからの日本を思うと希望で一杯、どんなことでも叶うっていう可能性枠が広がっている今、さりとてここで不安を煽ることもない。ってみんなが思うかもしれませんが経済は毎日動く。だから深刻に捉えて間違いないのです。この家紋、種類では250、確認出来るものは二万と言われています。和田家は丸に違い鷹の羽。光男は家紋に詳しくなければ仕事は出来ない。必ず旗に家紋を入れよという顧客はいるし肝心なお祝いごとを思い出しましょう。紋付袴です。こういう由緒ある衣の伝統職人だった光男も、そんなに沢山の紋を覚られるはずない。しかしこれはこっちのグループ、あれはあっちのグループと仕分け頭脳で紋を自分の頭に保管したと思うのです。頭の中は人それぞれが違うって前も話しましたが、歌人で物書きの私の脳では、前を少し開けて風通しを良くします。それによって出入りを容易にして人の気立てや気分や気概に触れることが可能。その方が都合がいい。凝り固まった既成概念もそこで一回、びしゃっと潰れるし、過去の産物に目を向けることはあっても作風の土台にしかならない。しかし光男は完全無欠の職人です。だから不器用。☆和田家☆この羽根に 封じる思い 各あれど 和田家の鷹は 国士無双かな〔他に見向きもせず、研鑽し、自分のスタイルを死守する男、負けてもいずれ絵になる〕