ルビー・ウーマン r251 とにもかくにもようちゃんのクラスメイト達はようちゃんの未来をこう想像しています。和田さんの将来は子供は多くても二人くらいで、きっと教育ママになっているに違いないわね!!って。ようちゃんはそれに異議を唱える。おかしいよ、なぜ、断定が出来るの?って。それを周囲が思ったのは成績でしょう。成績で未来の本人像を決める方法。でも小学生同士、相手を責めることが出来るでしょうか?自分納得します。成績がいいからって、教育ママになるだろうなんて?そこでハッとするのです。親は子供を同じように生きさせたい願望がどこかにあって、子供達がそれを感知している旨。そうは問屋は卸させんぞ!!って躍起になります。親と子は全くの別の人格で、生れながらに備わった天ぴんをどう生かすか?親から貰った頭脳なら頭脳をどの方面で生かすかなど、本人のさい量以外ないだろう。しかしこの結論は自分が証明すればいいだろうと思っている段階です。じゃあ、どうやって個々の力を後に証明していく??って。皆がそれぞれ天ぴんを与えられてこの世に誕生し、親はそこを見抜いて、出しゃばらない程度に助言を与えるくらいで良いということです。母は早期教育に失敗してそのことをずっと悔いてはいますが、ようちゃんはこの初期の失敗が後に吉と出るのでは?と徐々に予感は推移していく。それは母が達観する力を根底に付けたことを挙げるのです。