イエローダイヤ・マン《標榜編》〔508〕今回素晴らしい発見を僕達に教えてくれた千原兄貴のことを忘れてはいけないので、ここで人生の攻略法を伝授していくのも妥当だなあって僕は僕なりに思う処があったのでそれを軸に今日は話したい。アフリカの湖でどんな試練に遭いつつも一攫千金の夢を諦めることなく、新海魚を探し求めて千原兄貴が辿った苦しくても前途有望な海の宝探しを僕はマイページに収めたい。なぜならその新魚を発見する為に、兄貴が泳いで探す訳ではないのだ。マネーやバイクや肉を時間給として彼らに与え、いわば兄貴が発見した訳ではないものの、それは堂々と兄貴が発見ということになるっていう呼び方に僕は日本がいる位置の恵まれ方を思ったのだ。千原兄貴は一時間半は船の上で爆睡し、目覚めると魚を獲って来た彼らが騒いでいる!!今度こそはこれまで見たことがない魚なんだ!!って。兄貴は一回目に見つけた魚をあっちの施設で紛失するという惨事に見舞われていて、今回は再度のチャレンジだった。彼らは言われた通りに動く精鋭で、しかも魚獲りに関しては熟練していて兄貴が潜るよりもはるかに安全でしかも抜かりはない。しかし、僕はやはり根が純粋で自分の手で獲ったものこそが発見だ!!とそこに拘りを持っていた。しかしアフリカでの兄貴の言動は僕の人生を根底からひっくり返す程に、震撼させる内容だったのだ。