サファイア・マン《かけがいのない男編》〔176〕皆も鑑みて下さい!!誰が解っていて、経験を積んでいくでしょう?有利を知らずに経験を踏んだからこそ身に付くのです。ようちゃんもこれが将来の糧になる!!などと認識済みで経験を自分から進んでしたことは一回もないように、例えば砂金でもそうです。掘って掘ってそれが砂金だったなどと当初人々は全然気が付かなかったとそう思います。しかし価値が世間で言われ自分もよく眼をこらして見たからこそ間違いなくゴールドだ!!ってわかった。経験とはそういうもの。ホールを一周回って集めたコインをまとめてズボンのポケットに入れ込んだ二男が、ようやく私達のいるシマに戻ってきた時に、私にはある程度次が想像出来ていたのです。彼はスロットを回してみるだろう!!って。それをしてくれれば恐らく、私は親として流飲をおろすのです。なぜなら普通認識の親なら、それを歓喜として受け止めることは難しかったと比較するのです。私はとびっきりの親で良かったなあって。興味のあることにチャレンジする機会を彼は自分の力で奪取したのです。しかしそれはひと様のコイン。私もそこは大胆だったなあって振り返るのですが、彼に芽生えたチャレンジのワクワクの方が見るに値する!!とそう捉えたのです。