サファイア・マン《緻密な男編》〔175〕せっかくペガサスをシゲルちゃんがしていることだし、私も一回位回しても罰当たらないし!!ってひとつ台を置いてペガサスに座り息子を膝に置きますがすぐにぴょんと飛び下りるのです。おしっこ~~って言うのでトイレに連れて行き、これじゃあ、勝負運が落ちるわね~~って息子を隣の席に座らせて、自分のプレイを見せながら大人しくしているのよ?って。私にどんどんコインが落ちてきて下に溜まっていくのを見て、息子はそれでも我慢の限り見ています。母親の膝の上から、自分占有席に移動したことが嬉しかったのでしょう。ある瞬間、私のコインが落ちるのです。それは後から拾おうと思いゲームを続行していたら彼は、ささーっと動きを開始するのです。あっという間の出来事でコインを拾うと息子はいなくなる。心配な私はどこへ行ったか何をしているのかを確認の意味で彼の後を追うんです。いましたいました!!彼は落ちているコインをホールのあちこちを探索しながら、顧客の足もとに潜って回収しているのです。私は首根っこを捕まえてどうこうしようとは思いません。ホールの皆は子供がやっていることだから!!と見逃してくれていて、家に帰って彼とゆっくり話そう!!ここではまだ、話す段階にはないと。