ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔108〕ああ、二番目の兄貴から実は伝言あったんです。ええ?第四極って言ったけど第五極ではないか?って。蟻とキリギリスがあった!!って。ああ、月とスッポンの同意語ねえ?我々が探し求めるのが第五のシナリオだった!!て息巻いてました。そっかあ兄貴もとうとう本気になったのね!!それと一番上の兄貴に掛けた暗示を説いてはもらえませんか??あ、あれは冗談よ~そんなに気にしていたとは...。マレさんの言葉にはそもそも勢い以外に未来予知が含まれて、そこに皆が震撼し、掃き溜の鶴状態で据え置かれる。いかにすればそこから脱却出来るんですか?いいわ~~彼に言っとくのよ、掛けられた暗示から逃れて自由になる為に何をすればいいのか?街の公衆便所に立ち寄り付近のベンチで煙草を一服!!ええ?それはどの銘柄でも?出来ればゴールデンバットなら一回で完璧に封印は解ける、煙草吸えないのなら?公衆便所に花を生ければ完璧!!そ、そんな代替案があったんすね?俺以外は全員ノースモーク!!良かったわ!!でもなんで公衆便所なんっすかね?これには深い訳があるの、私が仙人級の眼力を付けられたのもフルーツ屋の横に公衆トイレがあったからなの!!