俺が余りに金銭のことで、ガタガタ言うことで、あいつの精神が摩耗されその精神的なものから目が中々完治しないと言われ、すっかり反省モードになった俺。俺はとことんまで情が深いのだろう。次女と俺の考え方は水と油で次女もかなりケチな部分はあるのだが、いっこうに節約生活に入ろうとはせず、あいつは二人の丁度中に立たされてキツかったという。もうこれ以上、いがみ合うのなら、私は一人でこの家を出て行く!!と啖呵を切られて驚いた。老いては子に従えと言うじゃないの?若者には若者なりの考え方があるのよ?って言われても俺はいっこうにこれまで引かなかった。しかしそういう俺の信念があいつの心を傷め付け、そして目まで病気にさせていたのなら気をきかせないといけない。脳みそと眼球。その密着度合は半端ない。両方が凌ぎを削り、時間を消化しているのだ。デルスカイしておこう。脳外科でもわからない命の迷宮だ。