俺は自分の性質をこれから改めることなど全くない!!と啖呵を切ることは相手次第で、もしかしたらあいつの諫言になら耳を傾けるのかもしれず、それこそ、皆も疑惑の眼差しで再び俺を見ることだろう。結婚の定義にも絡むから。結婚とは煮ても焼いても食えない相手と一緒になること、しかも、それによって相手の意のままになるかもしれぬ!!という恐ろしい絶壁に立たされること。誰も真剣に考えようとはしないものだが、俺はつい最近、煮て下さっても焼いても下さってもいいですよ!!と相手に身を投げ出している事と同位だと気が付く。どんなに安全な結婚でも、いつかはそれは襲ってくるし、煮ても焼いても好きにして下さいな!?っていうセンセーショナルなブライダル行為が実は結婚なのだ。俺は七十五歳目前にしてこの論理に覚醒した。煮て食おうが焼いて食おうがギャルの勝手!!ブライギャルとデルスカイしておこう~