イエローダイヤ・マン《標榜編》〔390〕俺が再び肉に思いを馳せたのも宮澤りえさんの魚好きを標榜する番組を見たからで、そこまで魚に精通しているとは露知らず。やっぱりテレビって大事だなって改めて感服。しかも宮澤家秘伝の牛丼の作り方を披露してくれる。俺は玉ねぎがそれ程、水分と甘みを持っていることも知らなかったゆえに青天の霹靂だった。玉ねぎの力を信じることですよ?という解説に面食らった気持ちになった。自分の作り方はいつもびしょびしょで確かに肉もいまいちだった。味が肉の襞奥まで到達しておらずコクも足りなかった。このことを母にメールで伝えると私も観たわ~作ってみたいわね!!って再放送なくても母が見ていたことで俺は溜飲を下げる。男はずるい。こういった一面があるのだ。最後に無理そうだったら女子や母親に一応振ってみる。相手がその気になるのは最初から見えていたし女子なら全員が牛丼くらい作ったことはあるだろう。しかしこれは肉の量が半端ではない。レシピを見て腰を抜かさないようにして欲しいのだ。