イエローダイヤ・マン《標榜編》〔413〕俺と彼女は正月の七日に会うことになって、すぐにも自分の近況を伝えたい気持ちになっている俺の興奮は類を見ない。俺は年上彼女と別れて八年、彼女も出来ず来ていた。思うに自分は相当に彼女に惚れていたのだと今更ながら確信するし、彼女が華奢で美しかったことも起因している。俺の大学の学食を一緒に食べよう!!と誘っても、即座に断ってくるし、俺は自分の大学同期の女性達に比べて彼女が十分見劣りがしないを知っていた。にも関わらず彼女が躊躇したのは年の差だろう。今度の彼女は三歳歳上。料理が得意ということで俺も感涙した。今時、料理に自信がある女性は必見で希少価値ありまくり。しかもお父上がまだ現役で一流企業なのだ。そういう女子が俺に当たりを付けてくれた。あとはにわかに付箋を外させるのではなく、思う存分俺の真相を観察して欲しいとそう思うのだ。俺が手紙フェチで、小学校から大学時代までに頂いた女子からの手紙を全部保管していて、そういうのを心良く認可してくれるのなら即合格だ!!ジョイカフェが出来たように牛衛門もカフェという三文字で凱旋?そういう雄雄しい店で落ち合う事が嬉しいのだ。