エメラルド・ウーマン《深窓の令嬢ダブリュー編》〔55〕人なつこくて、誰にも好かれた亜里沙のような感性に自分は全く該当せず、出来れば人とは関わりたくはなかった。この風情ってか性癖こそが今求められているのでは?と温かい聴衆の反対に位置するクールな聴衆を掘り出すことにイミカチが宿ると...。じゃあどういった感触でスタンスで始めればいいのだろう。何だかそれに見合う世間の動向がチラホラ出て来て、年号と天皇の退位に翻弄されるカレンダー業界。そこが滑稽そのもので新スタンスも見えて来たように思えた里子はこの記事を、全部まずはピックアップして比較検証しようとなるのです。退位に至った経緯や最初の約束通りにならなかった行事のいきさつ。再来年に行われる四月の統一地方選挙の影響でそうなったのだという。里子は果敢にもこう思います。この国は立憲民主という政党はあるけど立憲君主という面構えの国ではない。何か大きな矛盾も渦巻く中、開拓すればするほどに、空前絶後の極みを有していることに固唾をのみ込むのです。これは...やり方にいかんではゴールドラッシュになる可能性さえ含むと。金鉱に必要なのは金工召集しかありません。