ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔29〕次はお惣菜とパーティ皿で取るような食べ物の一群で、それは立食パーティをそのまま庶民枠まで下げた水準になっていて、それこそコンビニの人気商品も各店同時に並べられ誰もがその場でチンして食べていいのです。ケーキも置いてあって、どのケーキも使い捨てのように試食を待っているのです。この形相こそが飽食日本独自のものだな?って。いやあ、そういうのを俺は夢で見たことがないので、いまいちわからないんですが、この試みも、夢が、やらせていると?はい、恐らく冷凍から自然解凍までの流れが刷新される合図になる夢。どうしてそれが断言出来るんですか?実はこの試食フェアで、私は急に自分の車をどこに置いたかがわからなくなる。屋上ヘリポートが十個分の広さですが、このフェアの為に仮設されたもので、その異様な出で立ちにハッスルし過ぎて、自分が置いた場所ナンバーを覚えていなかったのでパニックに陥る。ほう・・・しかしそれが何で、未来の出来事に繋がると解釈出来るのか、俺にはいまいちっていうか、全くもってわからない。説明しないでもいずれ、わかるようになりますよ!!はああ、その後は?