イエローダイヤ・マン《標榜編》〔212〕数で相手をくみさせる政治手法の限界を禁じえず、この先、自民党によるいい意味での政治的手腕が発揮されることはないだろう。みんなが今観ているプロセスに摩り替えあるからで、絶対に証人喚問に応じないという強硬姿勢が、自民党の今後も含めた現時点での手法だとすれば、完全に国民の期待や願っていることから離反してしまう。国民を手玉に取っている政治。そこに気が付けない今の体制こそは問題である。もちろん野党が一丸となって結束しつつ、もっと自民党内にいる人たちがこの様相の異様さに気が付き、お互いが襟を正す場面も要る。それもなしでは今後も疑念はいっこうに収まらない気配が濃厚だ。このような国の異様さは今始まったことではない。そしてこういった悪い体制のもとで国民だけが置き去りにされている状況下でのカラクリこそが、数の優勢論にあって菅官房長官が声を荒らげて政治の真骨頂とやらを叫んでいる姿をテレビで観て情けなくなった。小池都知事を批判しているのだ。進退伺いを出して約一年、そのままにしていたことを非難しているのだが、そこまで落ちぶれた自民党には今後の期待感は見込めない。へのかっぱを逆手に取っている姿がお子チャマだ。・へ・の河童になるのは自由形で競泳するときのみだ。