このコーナーでの絶対価格は単に安いもののみではなく将来を見据え、こういった商品なら順当に勝ち抜き、みんなからのシェアを受けられるのでは?といった期待商品、そして開発途上にあってもこういう商品なら助かるのにな?といった開発希望商品なども含まれていて俺の気持ちもハイエナになる。いいものをバトンタッチしたいという気持ちは万人にあって素直な表れだろう。あいつは元旦そうそうから長女にアドバイスされていた。うっしっしな俺で、俺がいえないことも子供がフォローしてくれて助かるのだ。どうしても捨てられないものがある!と三男が言えば長女は応酬してくる。なんで?エジソンが使用したとか由緒価値あるもの?そうじゃないでしょう?いや、俺の観点で見てこれは価値あると判断したもので靴や衣服がある。ベルトやジーンズ、限りなくある、捨てるのが主流のうちとは正反対だね?と弟に畳み掛ける長女。例えば矢上にあるセリア、要らないものを捨てて今度買おうとすればここでみんな揃えられる。捨てることが輝くでしょ?三男は絶対価値があると譲らない。俺も後者だ。これだけヒャッキンに行きそれと同じ商品がダイレックスでさらに安いのを目にしたときから俺は変わった。価格とは目にも止まらない速さで動くゲージには決して入らないリスなのだ。