いじめに負けない人生論、そろそろ~り始めましょう。一月一日は元旦だったので、キャロルの小児科は八日に振り替えました。今年はお雑煮に時間を費やしました。客人が御替りの連発で購入していた切り餅がほとんど無くなるくらいの飛び売れで改めて餅の文化に打ちのめされる。ニッポンに派生した文化の強さの現われですが、ちょうど乱という黒沢監督の映画を観ていたこともあって、埼玉県の新越谷の一階にあったプロントという喫茶レストランを思い出すのです!!ウニと三日月のマークで、この乱という映画で全く同じマークを見て途端に思い出すんです。ここの朝食が美味しくて、憧れて通ったこと・・・そしてマークの斬新さとユニークさ、映画も改めて、黒沢さんがなぜ、世界を見下ろす位置にいたのかわかったんです。兄弟でも叩き落した武士道の悲惨さを全世界に訴え戒めた。兄と弟たちでさえ争う羽目になる醜い戦いを或いは潔いとかアッパレとする武士道の悲劇の連鎖。そこを果敢に描くことで、男たちの哀れさを表現した。原田さんは女性の復讐心をあもむろに出すことで、鼻毛を抜くことで、女性の執念が凄まじいことを教え、最期は斬られましたが本望だったでしょう。現実から芸術は目を背けない。いじめに負けない人生論、目を背けたらすべての着地点が目隠しになってしまう、そこを表わすことで大衆奮起に持ち込ませるのが、可能になるのだ。