サファイア・マン《緻密な男編》〔95〕福岡市南区大橋一丁目・・・ここで新天地を求めシゲルちゃんとの新婚生活に入ったキャロを尋ねて弟、カワイイ女子を連れて遊びに来たことがあったんです。弟が25歳、それもびっくりですがいきなり来てしまいこっちは家も片付けていないのに・・・と。弟ひとりだったら違いますが若い女性で肩身狭くなります。キャロルは整理整頓がダメなんです。茶渋も付いたままのお湯飲み。こういう風ですから弟の厭世主義をあれこれ言えませんが、若い時に逃したものの存在について今日はしたためましょう。若いときの失敗は買って出よ!といわれるのも一理あるんです。三十歳も後半になるとどうなるでしょう。すべてがメンド臭くなる。そこが女子にも伝染していて、一ヶ月に一回会うのですらメンドイ女子、そして2時間くらいでデート切り上げてひとりになりたいですって?このクギズケ!!っていう番組で知ったんですが女子の動向も忽せに出来ない。昔は女子が上げ膳据え膳で男子の触覚を動かし、男子の結婚したい願望を引き寄せたんですが、今はどういった戦略?寂しいですよね・・・キャロは奮闘してご飯を作る気もしません。この博多駅に着く前でした。へこむ出来事に見舞われるのです。