ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔121〕これは余談になりますがお昼寝やティータイムを設ける学校教育も接近しているかなあって。昔はそれこそイケイケドンドンで、何もかも政治家が決済できたし役割をまっとう出来た。しかしながらお給金一杯持っていく割りに、この政治家諸君にあまり期待を抱けない。それだけの現状をあらわにしたNHKの日曜討論だった。これから先のニッポンの航路に急がれるのは純競争社会の奪還です。確かに競争で落ち武者になることは辛い。しかしながら落ちたことによって、現実に目覚める覚醒するという効能、オチコボレキャロルには健在ですし、もしもこの先、のんびりと茶でも飲んでゆっくりしていられるとすればそれは九十歳以上。キャロルは言語同断の反意語、言語道理で話しています。自分がまず先鋒になって諸外国を景気付けることも肝心かなって。父はその頃、矢上バス停留所から堂々と諫早方面へのバスに乗り込むキャロルを目撃。尾行で足跡を辿ります。娘が喫茶店にバイトしていることが信じられないし、学問をほっとらかしにしてケシカラン奴だ・・・と戦慄さえ覚えます。家に帰ったキャロルは父にこてんぱんに厳重注意を食らいます。自分で喫茶店を辞めなさい、さもなくば・・・キャロルは何でもござれの父の周到さを知っていた、だからその時には、例の如く、わかったと頷くのです。