ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔111〕今、やぶしの部屋で若い頃の松方弘樹さんを観ていました。死して屍拾う者なし、死して屍・・・・この名文句を聞いてニッポン人の語彙力、その素晴らしさによおおお!!つまりもしもニッポンから世界に通用する文豪が出て来るとなればこういうセリフの意味も堪能に実体現している人物であろうと・・・。さっきは本当にびびりました。家の玄関から三メートル先のこの書斎小屋に来ようとして、エホバの証人に捕まってしまい玄関先で話しました。これから世界はどうなると思いますか?と訊かれて、とてもあのことは言えません。一万年以上この地球に住んだゴキブリに地球を奪還されそうな話。やんわり答えます。これからきっと世界は明るく平和になると思うんですよ。世界は残念ながら真逆の方向へ進んでいますがなぜ、そういう明るい楽観的思考でいられるのですか?キャロルもはたと考え込んでしまいます。自分は小さい頃からいつも父のユーモアを見て育ってきたからかも?ってそのエホバの証人たちが帰ってから思考の駒を進めたのです。父は助けてくれ~って一度も言わなかった。母に殴られても蹴られても、なんばしよっとね?って母に立ち向かって行こうとした。今からすると精一杯、ニッポン男子だったのでは?と。