ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔113〕符合という言葉にみんなが閃かないとしたら、成功も平面体で終わるし、立脚成功を望むなら思考角度から考えないといけません。この世界で、地球規模の発見や視野を開拓する人々に不可欠なのは自分の環境がなんなのか?という憶測に敏感だったことで、キャロルにとっては思想でした。ただアイテムとして小説や詩歌がそこへの到達に関与しますがこのアイテム強化には思想を知らなければいけないのは必至で、なぜ、ニッポンの思想が子育てが誤ったかというと色々なものが一気に関与したからで、そこを読み解くことが出来るのもこのジーニアースかなあってニンマリします。キャロルにはお友達を突き落とした段階、その少し前に、声がするんです。手加減するんだ!!という声。アタマを縫うくらいでは済まなかったでしょう。その声に従ったのです。四歳でのその事件でキャロルには思想に横隔膜のような部位が発生します。何を起こしても両親に迷惑を掛けてはならないんだ!?という規律です。これが早いうちにも確立されたことが後々のために効を奏じたと言えるでしょう。この国の思想はまだ、未踏の地があり、そこを制覇するのはキャロルです。