ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔170〕1964年のように歓喜に満ちた年をキャロルは経験していない。それくらいニッポン全体が機運に溢れて小学校二年生だったにもかかわらず、ニッポンで次にオリンピックが巡ってくるのは?と自分なりに考えて相当に年数経たないと無理だということに気が付く。世界に何カ国あるのでしょう。あの頃とは国の名前も変わっている国もあるでしょうし合併されたり消滅した国もあるでしょう。しかしニッポンを見てください。劣等感を持つ隙間もないくらいに年史が犇いているのです。どんなに努力を積むことが上手な民族なのかわかります。そして協調精神です。哀しむ人を放置しません。苦しみで喘ぐ人々にアドバイスだけでなく金銭的な援助も可能で多くの国に手を差し伸べて来たのです。この功績を不動のものにするには樹木の手入れを思い起こすことです。枝を切ることで、これから大きな木になるということです。樹木のプロはキャロルの育った矢上神社の楠の木をばっさり切りカットしましたが、理由があったのです。うちの梅も或いは死ななかった・・・と樹木のプロは途中で枝を切る作業がわかっていたなら?と残念がった。プロにはすべてがお見通し。庶民の考察がすべてのカギを握るのです。プロには言い訳や怒り絶叫はありません。淡々とカットするだけ・・・参考にはなったでしょう?