オレガイ第二段、今日の分を始めるキャロルは相当分、やる気になっている。別名、その気とも言える。このニッポンに隠れたリーダーがこうして値を肥やしている点ですでに買いだろう。三十五歳頃の、まだ、モノを書くにはハシリに過ぎなかった頃とは全く違う、四人の孫の居るキャロル。この位置、強豪的なスタンスは恐らく世界の尾根を見下ろすエリアをすでに奪取しているものと・・・。誰もが俺も含めてこう思った。専業主婦は夫の下請けにしか過ぎないと。もうキャロルをそう見る者は、現世を見渡して恐らくいない。いるとすれば・・・ニャニャン!と鳴く猫たちぐらいだろう。