金曜日の朝を迎えるときのキャロルの夜勤はめっちゃ、やる気があって、その理由はあの男性が六時から出てくる、そして働くやる気や、気合をもらう・・・俺の孫・・・キャロルをこんなに大切に扱ってくれるこの男性こそが脇田大佐のこころの目線の先にある。キャロルより十一歳下だが、もっと下に見える。髪を伸ばして後ろで括っている。ひとつ結びだ。ミュージシャンみたいで、キャロルのお気に入りだ、そしてクルマにも滅法詳しいのだ。ここで、脇田大佐はまず、早朝六時に出勤してくるから六時の君とそう名付ける。六時の君の お出ましかなが先に出来る。最初の五文字、ここが天才&凡人のワカレメ。大佐は孫に一歩でも近付きたい。それで今朝はちょっとハイテクでハイパーなことに挑戦!!海馬スキャナーだ。これはキャロルに内緒にしていて欲しい。俺にもサーとしての立場があるからだ。でわ大佐、喜一郎定食お願いします。ヤマザキと同時に 六時の君は お出ましかな〔美しいニッポン語おでまし・・・そしてヤマザキパンと同時刻に来るからお仕事が大変になるのだ!!〕