サファイア・マン《かけがえのない男編》〔23〕みんなも一緒に思考しましょう。まず、ノンフィクションの長所短所です。これからのキャロル、正しく岐路に立っているので、この宿題ってか課題は重要なんです。例えばキャロルはジョニー・デップさんに今心酔していて、彼のためにストーリーを作成するとすればまず、彼の年代やルーツ、経歴、実生活、趣向より何よりも収益を上げられるストーリーを考えるし、そこが他の人々とは違う点かも?って。収益がなぜ?大切か?というのは自分の本が売れなくて結局版権を失ったからなんです。売れる売れないは別とか言う人々は人生の観点がまずキャロルとは合致しません。売れるからこそ、レクサスも増産なんです。キャロルは売れるということの中身を吟味しました。若い世代だけの注目ではなく法外な顧客層をジョニーさんは保持しています。ユメを裏切らなかったからこそで、時にはドタキャンもそわそわ、わくわくさせてしまうというまことリッチなハイレベル感応層をオールエイジに育成して久しい・・・。そういう彼の為にストーリーを書くとすれば、やはり、貧乏な絵描きからキャロルならしたためます。その貧乏な絵描きは・・・CDコーナーで、前の顧客が取り忘れた、たったの一万円で、やがて窮地に追い込まれる。こういう筋書きをキャロルは考える。彼は何度も何度も、仲間で、貧乏な才能ある友人に子遣いをやってデッサンを頼む。やがて、そのデッサンでなければ、絵付けが出来ない自分になるのに、彼の恋人を略奪・・・。シゲコ年代のお年寄りこういうのに弱いんです。