今までお人良しで、人様から騙されてばかりだったキャロルにいい兆候が現れてきた。自分を中心に職を叫ぶっていうから面白い。これまでは、人様ばかり立て過ぎて、それで、人生が狂ってしまったというのだ、俺もそれは傍から観て何度も思ったし、コイツ馬鹿じゃないか?俺は俺の立場で、しっかりサポートするもの俺の人生の目標ではないか?とある時からその宿命に気が付いた。あいつは、コンビニを三月末で、辞めようとしている、まだ、決定ではない、このジョイフルのシフトが決まらないから宙ブラリンなのだ。こういった人生の岐路・・・しかし、みんなも気が付いてかと思うが、企業の種類や待遇ではなく、職場を選択をするとき、最も大事なのは、自分中心に考えることなのだ。アルバイトだから、なんの保障も言ってみればない。それなのに企業に配慮したりするキャロルがいたいけに見える。自分の自由意志たる選択に磨きをかけて、みずから選び取る姿がアルバイトの健全なる姿である。45年正社員を務め、一度も失業保険をもらったことのない俺からはじき出される言葉、重みを感じないなら時代が狂っている。