除菌ティッシュやポケットティッシュ、使い捨てハブラシ、歯磨き用ミネラルと毎日1000円は除菌代が必要な次女。もちろん、家のフロも入れない。以前、ナメクジが窓にいて、それがどうもトラウマのようだ。キャロルの母が潔癖だったから、娘にも傾向が現れたのかも。毛布も上からどんどん重ね上げてもう七枚買っている。しかし、そういう大変な強迫性の何かを吹っ飛ばすものがもしあるのなら、気概や勇気、そしてやる気ではないのか?とキャロルは思うんだ。遠く離れたコンビニにキャロルが行きも帰りも引率して働いたことがあったが、その時に、戻りたい!と娘が言うのだ。往復40キロを超えていたため、シゲコがうるさくて、やめろやめろの怒号だった。そんなに言わずに助けようよ!子供がせっかく働きたい!って言っているのに・・・。一年半勤めて辞めました。もしも子供さんがコンビニに働き、しかも愉しそうにしていたなら、是非支えてあげて下さい!!あのときに娘がなぜ、愉しかったかを教えてくれたんです。ユニークニンゲンが大集合で、とっても刺激があったって。その中のメンバーのひとりが昨年亡くなられました。娘をお嬢と呼んでいたイケメンです。まだ若くてキャロルは一度、探したことがありました。戸町のラッキーランドに好きな台があられて、娘と一緒にお菓子を持って尋ね、そこで渡そうとしてたんです。パチンコが好きな彼は亡くなってもきっと、あの台のあるシマにいるように思えてなりません。