アクアマリン・マン

 

執筆のためなら、どんな人々とも、話題を包括したいとする親睦家の容子がたった今豹変した。正義が憑依したのだ。明日からは、ひと味も、ふた味も違う容子がお目見えするだろう。諫早に行ったことが吉と出た。かつて、この小川町付近で父親といたちごっこを展開していたのだ。父親は家出した10代の容子を追い駆け、小川町まで来ていた。まさお君のいる新道にほど近い。正義から離れてしまったら、成就はない。さすがは、僕の選んだ人…熱さに溶けて感無量になる。