デニム・ブルーママン19の15

 

日本に生まれた意味を、実感で確めたい容子は狙いを定めていたようです。音楽に関わりを持ちうる自分であれば、いつか、頭角を表すことは可能である…。アクティブプラス志向になっていました。その為には楽曲を生み出す原動力を維持していることが試金石でした。青い原石、サファイアを果敢にも、探し求めるうち、迷路に差し掛かることも想定内。イントロから第2章、サビ、そして幕…音楽の決まりごとには、起承転結が内蔵され、そこを破壊するのなら、形自体を、失う。それを肝に銘じていたとき…まさお君のことを改めて頼まれるのです。容子ちゃんに頼みたい!彼の視線には父親以外の顔がありました。テナーサックス奏者の生の顔です。ドラムの位置付けをお父様は誰より分かっていました。