秘密の文書を預かる

 あたしが本も上梓したことある作家なことを知る同僚が、秘密の文書を預けて来た。昨夜は、8時過ぎにお母様と訪れ、店のコピー機で盛んに印刷していた。文書とともに爽のパインアイスも私と相方に差し入れがあり、家に帰り食べたあとぐっすり寝てしまい、今、目を通して、人生の深淵を垣間見ていた。私の娘にほぼ年齢は変わらない彼女のなんという、丁寧な生き方。ずっと相談したかった彼女の本当の悩みが私に伝わる。些細なことだ。私からすれば…しかし、物事への捉え方は各人違い、ハンドルを握るのは間違いなく彼女。この悩みはあたしにとっては、気になる事にすら入らない。しかし、ストーリーがあり、日記風格で、まとめてあり、読んだあと、コンビニ人間関係を描いてみたいな…をふと、思った。人との出会いをここまで大事に慎重に、捉える姿勢にあたしはへたりこんだ。美しい…それでいて、可憐だ。