花よ蝶よとお嬢様みたい育成されてあたしはちょっと乱暴なセリフを向けられたら、勝手にイジメだ・・って思い違いする性向は否めない。それくらい自分は大事に育成された口だった。誰もあたしには手を上げない。それが当たり前だと確信していた。しかし世の中はそうじゃなかった。あたしとすれ違うとき、お疲れ様とかがない。邪魔邪魔って吐き捨てるようにすれ違う人だっている。その人はそれを吐くことですっきりするのだろう。だから、あたしとすれ違うとき、ジャマジャマってしか言わない。しかしそれも世の常なのだろう。育成されてきた現場では常に大事にされてきて、それが当たり前だったけど、世の中はクールであたしなんか、必要とはされてない。しかし今朝は不思議な光景を垣間見る。セブンイレブンに入って、どら焼きを購入したりしたあとだ。いつもその男性はあたしに態度の是正をしなさい!!って注文を常に入れて来たのに、今朝はなごやかに、何も気にしないで、思うままに仕事すればいいのでは??って。容認の態度に変わっていたのだ。何があったんだろう。彼も土日集中して働いている。仕事には厳しい面がある。それが今朝は角が取れたみたいに寛容のある人物に変貌していたから驚く。