デニム・ブルーママン18の21

 

学業優先でいく里子さんの凛々しさは、私には眩しく写り彼女のように、あって欲しいのは親として当然あった。しかし、同じ人間ではない分の違いがあって私は両方の中心を取りました。その方が容子のプライドが、保たれていく感じが得られたからです。世間体を優先し、短大を選んだ容子の無理の仕方は、ぎこちなかったと今は想います。果敢にチャレンジしたいなら、必要なものだけを、選んで、スリム化していくことも、大事なことが今は鮮明になります。自分が目的を持ったら遂行には、何が必至になるのか…やみくもに、願いだけを消化しながら叶えて行くのでは挫折もしかり。見えていた…しかし、あまりにカワイイシャム猫ラリーの姿に私は容子の、身代わりではないか?とそう思えたのは事実です。自分はいなくなるかもしれないけど、寂しくならないように、この猫はいるのよ…私の、受け止め方を容子は既に知っていたようでした。