私達は教育勅語で育成されました。そういうのは戦後、木っ端微塵に、ふっ飛んだろう・・・と思いがちですが、良い部位は残っていて親孝行の思いです。今はすっかり疎んじられ、いい話だなあって、期待し聞き入っていると、そこではやはり、年老いた親を老人ホームに送った話。それで、あたしは満足はしません。容子はズバっと言って私の気持ちに踏み込んで来たのを覚えています。矢上の家を出て再婚し嫁いだことをいつまでたっても悔やみその本心を打ち明けたとき、後からいろいろ言うのは良くない・・・ってそう回答してきたのです。男子(武士)に二言はない・・・それに例えて、たとえば女子であっても、ぐちぐち後から言うのは如何なものだろか?今のご主人に失礼になるってきっぱり言ったことを思い出していたのです。新人生を歩み始めているとき、誰にも迷いはある。それを容子に言っただけだけど、彼女にはある意図があったたことが今にして分かるのです。女性だから、優柔不断や、杞憂が絵になると思ったら、大間違いだぞ!!を言いたかったのでは?確かに女性だから、配慮されることは今でも多い。そして手厚い加護を受ける。私はイイトコ獲りに熱中してきた女性の歴史をカッターナイフでちょん切るのが容子ではないか?ってぞくぞくしてきました。あの子は男子であり、女子でもある。そこへ、老練が加わったら?どんだけの恐ろしさ???気をつけるに越したことはないのです。(シェアモーニング)☆24326☆