西🏝姫瑠のアディショナルタイム(32)

 これにはまだ、続きがあるのです。どういうわけか、私は去年までこのミルクシグナルに遭遇したことがなくいわばラッキーだったのに、今年はたて続けに見舞われる。ちょうど昨日の朝も危なかった。私は朝の5時45分に店に到着し、店内監視カメラを事務所で見ていたんです。するとあたしがバイトに入る6時10分前に、びーって鳴り始める。大先輩は交換に入ります。そこであたしは何分掛かるかを計測するチャンスが来てることをキャッチ!!先輩は速い。見事な熟練の業でことを処理していく。五分も掛からず新ミルクのセッティングを終えて・・・しかあし、これで終わりではないのです。古い方のミルク箱にまだ、ミルクが残存している。それをチューブで出さないといけない。流しに立てかけて、全部を流し切る。そしてこのミルク箱を潰し解体。倉庫に持っていけるように手配します。ここまでだと7分経過になったんです。どんな熟練のスタッフでも丁寧に慎重に操作する。ここを見て、みんなが、もっと、カフェラテを呑みたい!!っていう気持ちになるのも自然ですね。