エメラルド・ウーマン79

 楽天ブログでお正月から、物語を開始の容子の思惑はあの番組からでは?っていう予想をあたしは立てています。ぬかるみの女です。あの中で星由里子さんが演じる主人公は、清楚で裏がなくホステスたちの中でもやがて頭角を表していく。けれど、そこで自分の人気を鼻にもかけず、地道を売り物にして、ホステスの中でも困っている人に手を差し伸べて、やがて、その人情の虜になってしまった容子。あたしもいつかは・・・この主人公のように困っている人を支えることが出来たらな・・って。そこを祈念にしていることが手に取るように私には理解出来る。夫のことがあり、これまで、遠慮をしていた部分が除去されて、本来は執筆することは、控えていたことを楽天ブログで来年のお正月から開始するという心意気。いいことだと思います。水商売に対する偏見は根深いし、それもひとつのネックになるという見方。女性が大きく羽ばたくためには男性側の認識のカバーがいかに大事なのか?そこを思わずにいられないし、特に、このぬかるみの女の脚本を手掛けた人物は素晴らしい脚本家だと私は思います。あれから何十年余り経過しても、まだ、それを凌ぐ夜の物語が世に出てないことを思うと・・・法外なチャンスを獲得した容子に驚きの声も出ない私です。ちょうど旦那と私は思案橋の電停の前を歩いていたとき、容子とすれ違い、その時のあの子ったらありません。今すぐ私が勤務する店に来て!!ってあたしたちの手を強引に引っ張るのです。旦那は強く遠慮してその場面を逃れました。なんでこの子が言うことを私達が聞かないといけないの?って私が訝りつつも、ちょっとクラブの中を覗いてみたかったな・・っていう好奇心が私にはあったことは意外な一面でした。とにもかくにも、差別や偏見を、もしも少しでも一掃出来るのなら、それに越したことはありません。