デニム・ブルーママン13の17

 万博会場での話をあとから聞きやはりやって良かった・・・と満喫出来た容子の舌鼓・・・各国のレストランを毎日周遊しながらどんな料理を毎日食べているかがわかったのよ?って息を弾ませる。やはり容子の場合、食べることが一番だったのでしょう。それと日本人以外の国の人々の骨格や顔のパーツです。容子はますます劣等感を抱くと思いきや、日本人の美しさも改めて評価出来る起点になったと話すのです。鼻が高くて瞳の大きなインドの女性に魅了されて容子は息を呑んだ・・・と振り返る。しかし自分が生まれたのは日本です。どんなに憧れてもあの鼻の高さを自分に装備は難しい。私は万博に行かせたことで世界の目縁の広さ大きさを学んだことが将来、役に立てば?願ったり叶ったりではあると夫の姉を見直すのです。兄の家に行くときは、その女子とは別行動で、最後の思い出にってあやめ池にも連れていってもらえた・・・と伯母の気遣いを回想していました。兄の家は新幹線を利用して行ったのでその時のわくわくはとんでもないものだったでしょう。当時はまだ、新幹線は通常ではなく富裕層や修学旅行でやっと乗れるか?っていうくらいの陸のホテルです。くやしいことですが、わたしは乗ったことがない。世代を超えた経験をさせてもらえたことは母親冥利に尽きる・・・しかしありがとう。この五つの字の音で私は済ますのです。相手は図に乗るタイプ。何回もしこたま言ってくる。私はしつこいのは敬遠だったのです。

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