デニム・ブルーママン13の13

 ちょうど13歳から14歳といえばテレビの中にいるスターに憧れる時節。容子はにしきのあきらさんにお手紙を出したくてようやく住所を探し出して投函したようです。その彼の歌の歌詞にとても大きな感動をもらったようで、自分にも、そのような、ほとばしる感性が欲しいけど、一体どうすればその歌詞を書いた人のような脳味噌を育み可能か?一生懸命に模索していたようで、一瞬にして、名文句や詩歌をしたためる人のことを天才…と、そう受け止めたようです。歌謡史には数々の作詞作曲家が名を連ねていたのですが、にしきのさんが歌った処の、もう恋なのかには、題そのものに、インパクトな動きがあり、奇しくも、それを歌う彼自身が青春の入口に立って居て容子のこころを一気に射止めたのでしょう。f:id:hn0709:20220208103339j:plain