デニム・ブルーママン13の7

 スポーツ根性物語は漫画やテレビで放映でも、それを知識的起爆剤にする生徒は余りいない。しかし、真に受けるタイプはいます。興味があればなお違います。私も黙って静観する姿勢でいました。レギュラーになれない一年生はやはり、先輩の出したプランを消化していくことが近道。顧問の先生もバラツキがあり、複数クラブを掛け持ちが多かった当時です。自分が自分を鍛える、スキルアップする、この体制を12歳の頃には確立出来ていれば人生で負けることはない。なぜなら、自分が敷いた路線でありカリキュラム。誰を責めることにもならない。一日を有意義に過ごさないと、時間がもったいない…って。しかしながら、周囲はクールで批判的でした。容子は勉強をないがしろにしてる、駄目だと思うって。しかし、強く言い聞かせることは誰もやらない。無鉄砲な気質を知ってか、周囲は諦めが先行していたのです。f:id:hn0709:20220116223258j:plain