ブラックオニキス・マン104

 今回の2020オリンピックはコロナ禍の渦中やり通し立派だったと思う。もちろんこのあとパラリンピックも控えている。僕は今回のオリンピックで学んだ。目の当たりにしたのは、敗退しても、確実に次の目的の聖火を胸に灯している選手たちの姿だ。しかも、銀や銅を獲得しても、まだ満足せず、限界を模索している姿。既に3年後のパリをほぼ全員が視野に入れる。やばくね?感動なんて薄っぺらい言葉ではなく、出来るなら自分も垂れ幕が欲しい。本当にみんなにこの垂れ幕がある可能性は高い。自分の仕事や生き甲斐に心血を注ぐ人々はすでに奪取している。今日で終わりではない終わりのない仕事である。今日はオリンくね?と降りんくね?を対比させよう。オリンピック精神だね?と、それに対する後者はこうなる。あいつ、絶対降りない、やり通すに違いないっていうこっちとしては、諦めざるを得ない相手の鼻息を指している。(花域が懸かる)