デニム・ブルー・サファイアママン9の2

神社広場でバドミントンをするというので私も試しに仲間に入ったとき。運動神経が洗練されているロコちゃんに比べ、容子は上達の見込みは薄い。へっぴり腰なのです。私は一瞬にして思い出す。かつて、伊良林小学校で教え子だった、あの容子ちゃんのこと…完全に二人は重なる。それに反して容子はスポーツ関連は難しいを判断せざるをえない。そつのない、爽やかな微笑で点数を稼ぐ彼女に、私もいつか、完封されるのです。色が白くて妖精のようなロコちゃんに比べると、容子は芋でした。遊ぶときは、彼女の足手まといになるかもな?はあったのです。