デニム・ブルー・サファイアママン8の11

 毎週同じ時間帯に頼まれることで、鶏肉の買い物は容子の週一回のお手伝いになっていき、ムードメーカーは、判りが早い。人と話すのが好きな性格も、率先に関っていました。誰と話して、誰と話さない…ここに仕切りがある私も驚きます。ほぼ全員と平等に渡り合うことが出来れば苦手意識も起こらない。タヤとしては、お駄賃も容子に渡したかったようですが、それは子供が喜ぶものゆえ、私は規制は設けなかった。貰うときも、あったでしょう。子供の足でならかなり遠いはずです。美味しい料理には是非とも欠かせない肉だったことは言えます。タヤの仕事は裁縫以外、畑仕事があって、ほぼ自給自足の生活だったのです。