子供にとって一番嬉しいのは海水浴や蝉取りでしょう。神社で蝉は沢山捕まえることは出来て、籠はすぐ一杯になる。でも、やがて、蝉は弱ってくる。すぐに籠から出して容子は開放します。遊びは毎日容子をトリコにして離さない。じっくり勉強をさせるべきだ…と夫は言うものの私は暫く黙って様子を見ることにします。外で遊ぶというのは運動ですから、かなり、体力を消耗するはず…いつかは、疲れたと弱音を吐くだろうと、先読みしますが、容子は毎日遊びを止めない。逆にパワフルになっていく。やがて、幼稚園のお友達の家もほぼ全員、クリアして、私に迫る。じぶんも友達を家に呼びたいと切なる願いを訴え掛けてくる。私は特別な日ならいいわよ！って上手く逃げるのです。
