エメラルド・ウーマン212

 本来なら日曜日の分ですが、時間が一杯余っている。今朝はここまで執筆し後から短歌を紹介しましょう。このカビリアの夜は最後、涙を浮かべつつも歩いていく彼女の映像で終わるけど、母も見たかも?って一瞬思った。とても勇気を貰う。男を純粋な気持ちで探し求める女性。それは結婚の二文字に凝縮され、余りに速くそれを言われると、逆に困惑。つまり、はやいとこ、求婚されたいけど、あまり速いと、疑う気持ち芽生えるっていうその繰り返し。女性の性を見事に反映、描写している点で凄いし、やっぱりいつの時代も男が悪い。金目当てだったり、身体目当てだったり。しかし彼女・・・芯が強い上に利発。そこで思うんです。この映画は、1957年に出たとはいえ、これからリメイクされてもおかしくはない映画なんだ・・・っていう発想で、あたしが知らないだけで、これがモノになるって目を付けた方々多いって思う。あたしが小さい頃、映画は別の意味で流行してて、毎週土曜に両親が映画館に行ってたことを思い出す。小さかったけど、逆に、行動派の両親に参った・・・っていう気持ち。幼いから前に抱っこされていたんだけど・・・きつかった記憶。同じ格好で両親もかなりしんどかったはず。まだ、二十代、三十代だった両親に今感謝の気持ちが湧く。あんな、混雑する中でしっかり抱き抱えてシネマ時間を・・・って。さあ、よみびとしらすから今日はこれを選出しました。売れの残る? 売れ残らない? ショーケースの ザッハトルテが 見てる夕暮れ☆夕暮れと閉店がどちらも迫っている☆