イエローダイヤ・マン1165

 明日からの語彙金は初心に戻ろうと思う。今週、僕の頭をよぎった語彙十傑を紹介したい。原点回帰だ。それにしても映画って最後まで観ないとわからないものって悔いる。この二人、まさか最後に、結ばれるなんて僕は知らずここまで来ていた。あのとき、ノーを付き渡す。ヒューグラント演じる書店経営青年は大スターの彼女に向かってノーって。しかしオスカー獲ったと聞いた辺りから心変わりしていた。僕はそこを前回は見ていなかった。映画”ノッティングヒルの恋人”はいわば、幸福な終わり方だった。ハッピーエンドだったのだ。こんなこととは露知らず、僕は、ざま~~みやがれ!!って大スターだからってかなり自由に生きていた彼女をどこかで軽蔑していたのが、なんで??男ってこんなに脆いの??って。再び逆感動のうつぼに捕まる。坩堝だったら明解な感動だが、うつぼに巻きつかれる。男はしっかりしないとこの男性、生涯災難に見舞われるって傍目憂慮する。なぜなら普通の暮らしを求めようなど無理からく。そして無理から来る心の病が年中襲う。マスコミに常に見張られている。この鉄縄網の存在を承知で、ノーをイエスに??昨日は具合が悪くなって五時間爆スイして起きたら九時近い時刻。困ったちゃんになってしまう僕。ハッピーエンドで喜べないなんて自分がわからないままだ。