毎日のように新語発掘に取り組むあたしには、いい言葉だなって思うとそのまま密封して保管する癖があって後で使う。しかし今スグにも使用したいなってのも中にはあって、これが珈琲問屋から刺激されて生まれた語彙問屋です。あたしが日々いいな!!って発見したり感動した言葉をストックする為に、毎日紙切れに書いてはいる。しかし精査を加えるのです。今朝はそのメモ紙を和室に忘れて来てしまう。それで、語彙問屋についてだけを軽く馴らしておきましょう。言葉は幾度も再生を繰り返しているというリアル。例えば、すっからかんなんか、いいな!!って思う。何もない、財布の中は空っぽっていう表現が多いですが、スッカンピンっていう同議語も健在。でも意味を知る人は二十パーセント位かなあ。昔の人間ならエンコしちゃった・・・は分かるけど今若者に道路で車がエンコしちゃった・・・って言っても意味不明でしょう。絆を駆使して無理をして昔の言葉を再生するのはお節介ですが、やはり、文学の香りが匂いがするものはとっておきたい!!保管庫に入れて置きたい。例えば冷蔵庫が二十年稼働してたけど壊れて捨ててしまいたいけど愛着ある。ワインレッドも素敵。中身を空にして電源切ってタンスとして利用してもいいな!!とあたしは思う。こういう認識で暮らしていると様々な利点が見える。古いものでも再生可能とそうではないものを嗅ぎ分けることが出来るのです。