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 親は子供の為にある程度のお金を残してくれるのではないか?その辺での野心が僕にゼロなら逆に妖しいし、怪しい奴だろう。親父は僕にある程度の資金を与えるはず・・・この算段は決していやしいものではないと僕は考える。常に取り沙汰されるのが親子の遺言と資産の行先で親父はおこずかい程度ではあるものの僕に資金の運用を任せるのでは?という思いがあって、四桁のその暗証番号を聞けるのか、それとも株を任されるのか?今こっちからは言えないだけに虎視眈々と状況を見守る姿勢でいる。姉のことも気がかりだがやはり、僕は家の跡取り。このことは戦後封建主義の父の頭に飛来して今日あると僕は踏む。昨日は不戦勝で北勝富士は勝った。相手は白鵬だ。これを見ながら僕は、白鵬、そして鶴竜の時代の幕が静かに下りたことを知る....。今すぐではないもののその兆候がはっきり見て取れた。何しろ少年時代の北勝富士の様子をウィキペディアで読んで僕が感動したのは言うまでもない。塗装関係の仕事に就くお父さんのもと、お母さんとお兄さん、お姉さんがいるようだ。これまで勝ち続けて負け越しなしで来ている彼の強さにトドメを刺すように、同じ埼玉出身の昨日の阿炎は凄かった。しかも相手は関脇に昇進した朝乃山なのだ。僕の予言は的中した。ただものではない阿炎の話はつい先日。そして遠藤が負ける・・・相手も言うだけのことはあった。相撲は負けてたけど気合いで勝った!!って。貴景勝がそこで言った”気合い”の意味が僕には正直まぶし過ぎた・・・。氣合いが運を封じ込めた。米印に意味が籠る。