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 子供食堂を開催する為に僕は提案を持っている。週に一回は手作りを出すことだ。それはJAの腕の見せ所だと自信を持って提言する。人はボランティアでもなぜ動くのか?っていうと正真正銘であることを大衆へ表明するためって回答する人も多いだろう。カレーでも肉じゃがでもいい。それがレトルトでも普段はいいとして土日祭日のどれかで手作りが来ればみんながそこに興奮を禁じえず。興噴を新語として僕から挙げておこう。何か特別な香りのするカレー衆だ。加齢臭とは違う響きで僕にカレー衆を言って来る。なぜか気になって僕はお母さん食堂のグラタンを購入して自然解凍して食してみた。これが中々のお味だったので心なしか安堵した。日本の自然解凍食品の優位に付けていることは一目瞭然だ。しかしもちろん他も同じ穴のムジーナとばかり攻勢を掛けている。姉の話によると、コーヒーメーカーの牛乳に最初に目を付けて設置したのはローソンで、そこで勤務して前からミルクティを出していたらしい。そしてファミマも追い付け追い越せで、牛乳を設置するようになってドリンクメニューの幅は広がる。しかしこのメンテナンスに毎日時間が掛かる。いいものにはそういう縛りは付く。最近ではラテを頼んでくるシニアシルバー層が多いと聞く。ラテを僕は飲んだ事がない。表面がふわふわ状態になっていることは分かる。まだ飲んではいないから夢が膨らむ。