今ファミリーマートの本部がやらないといけないのは各店舗に対する掃除機のプレゼントだろう。昨日初で掃除機のごみ交換してパーキングの片隅で僕は涙が出て来た。なんでこんな埃にまみれてしまうんだ・・・って。これは古い型の掃除機で中のごみをパッと袋ごと交換できるものではない。袋は布製でそこから埃、小さい石、綿ゴミの類い、付着した粉じんを彗で叩きながら箒の先で埃を誘導しながらビニール袋に入れていくという信じられない太古の手法。昭和時代に僕のお母さんが使っていた記憶もあって覚えている。それをやるたび、母はマスクを掛けて、しかも咳こみながら、目を瞑ってごみ収納袋を叩いているのだ。こういう機器をそのままにしているのは経営効率上良くない。効率に歯止めを掛ける。お客さんにスタッフ一人しか対応出来ないからだ。掃除を完璧にすればするほどごみはすぐにも貯まる。それなのに、この機器だとパーキングで泣いている僕がみんなの前面に見えることにもなる。外で作業になるのは粉じんが舞うからなのだ。コンビニが新商品出すよりも前に望まれるのは掃除機改革だ。僕も各地のファミマを見て来たからこの店だけの話ではない。ゴミは中の紙パックを捨てるだけで新しい紙パック挿入はもう三十年前から出ている。僕は竜宮城にいるのか？？一瞬玉手箱を開けたみたいな煙に面食らった。
